少なくとも「誰にとっても絶対に正しい」わけではないだろ、間違ってるとも言わんが
それに泣ける小説ったって感動物、スポ根、悲劇、その他幅広いんだから作者側のテンションも千差万別
まぁお前がその方が書きやすいなら、お前にとってはそれが正解なんじゃない
書く時の心理状態なんてそれこそ人によって全然違うと思うわ、自分一人でさえ時と場合で変わるのに
●麻枝 准氏(原案)
Keyの新作を考えるにあたって、社長と話していたのは、やっぱり「泣き」が必須だな、ということです。それもじーんと感動できるレベルじゃなく、クリックしながら涙をリアルに流す、という本当に「泣ける」レベルのもの。
それを次生み出さないとKeyは終わりだな、という覚悟で臨んだわけですが、上がってくる企画がまあ泣けない(汗。面白いかもしれないけど泣けない
(滝汗。で、考えるつもりがなかった自分が例えば…で始めたお話が、「うん、麻枝さんだ」って、みんなが頷きはじめて。
え、これにするの?ってきょとんとなって、まあ、他に候補もないし、これしかないのか…と、不安を覚えつつ原案が決まりましたね…。
テーマとしてはAIRのような親子愛だと思うのですが、なんだかこれまでのKey作品の焼き直し感が強くて、そこはライターが今回自分じゃなく、Keyで書くのは初めての方が多いんで、新しいものにしてくれるかな、と期待しています
(自分が書くと本当に焼き直しになってしまうので書きません)。
http://gs.dengeki.com/news/89671/
ということで読んでる最中に読み進めるほどぽろぽろ涙が出て止まらない作りになってないと駄目らしい
それはそもそもなんか違う話してるな
作る側がどういうテンションかの話してないだろ、その中で
泣けるか泣けないかっていう単純さを指標にして、すげー客観的な視点でいるだろこれは
物作りするっていうか、改めて設計図に添う計算ずみの職人のような心構え
あー、まぁ確かにそういう意味ではかなり冷静ではあるわな
とはいえこれは集団での会議なのと、全員熟練したベテランなのと、インタビューでの回想だってのもあるとは思うが
心構えとは異なるが、
まあクリックしながら泣けてくるようなエロゲは普通にあるからな
未来ノスタルジアって作品はそういう作品だからやってみろ
泣ける作品ってのはどこかで涙腺を緩ませるようなポイントを作って、そこからどうにもならない絶望や救いのない展開をじわじわしつこく嬲るように畳み掛けていく傾向がある
その涙腺を緩ませてからのキャラクターの悲痛な叫びを表現する畳み掛けが巧い
クリックさせながらぽろぽろ泣かせるテクニックはそこに詰まってる
そうやって描いた方が、読者を泣かせる作品を描ける人もいるだろうし、
「作者自身も泣けるような作品」を目指した方が、読者を泣かせる以下同文。
そんなことに正解なんてないよ。
物理的な活動、スポーツや格闘技なんかですら、
「自分が思ってるより早めにバットを振った方が当たる」「遅めに振った方が当たる」
とか、人によってバラつきがあるんだから。
非物理の、脳内活動である「物語創り」に、万人共通のノウハウなんてあるわけない。
「自分がやってるノウハウはこれ。あんたに使えるかはわからんけど、ご参考にどうぞ」
が限度。他人のノウハウが知りたいなら聞けばいいけど、それが自分に合うとは限らんよ。
AIRとかABとかプラネタリアンは死ぬ(消える)でエンディングで泣かせる方向だし
リトバスは泣けるというより良い話だって感じだからちょっと違う
男塾(と、そのスピンオフ)とかの感動系自分は好きだけど、ああいう熱い展開ってラノベじゃそんなに見ないんだよねぇ
男同士じゃなくて主人公女の子たちだからだろうか……
畑違いっていうのかな。
死による涙は安直だけど一番効果的に思える。
誰かが死ぬ、以外に、命を掛けてるってのも。
その前が明るく楽しい方がより効果的かな?
自分が最近読んだ中では、「あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き
!」という作品が、すっごく良かった。
「泣ける作品」に偏ってるのは事実ではあるが。
しかし描く立場で考えると、「泣かせる」よりも「笑わせる」方が
圧倒的に難しい、高度な技術を要するんだがな。
ちょっとした漫才的やりとりの脚本ぐらいならまだしも、起承転結のあるストーリーで
「笑わせる」って、どうしたらいいか俺には見当もつかん。
「マッチ売りの少女」「おしん」「小公女」毛色を変えて「壬生義士伝」とか
並べてみれば、「泣かせる作品」にはある程度の共通したノウハウ、公式があるのは
一目瞭然。乱暴に言えば、主人公を悲惨な境遇にすればいい。
代表的なのは貧乏。あと家族の死とか。
だが、爆笑できるギャグ作品の場合、「〇〇すればいい」なんて共通公式は見つからん。
主人公がバカな場合もあれば、バカ脇役に振り回される常識人主人公というのもあるし、
金持ちでやりたい放題なのもあれば、貧乏生活で悪戦苦闘なのもある。
(「泣かせる」作品の主人公が、突っ込みどころだらけのバカでしかも金持ち、
なんてことはまずない。あっちは公式の枠からはみ出ることが殆どないから)
だから、映画や小説はギャグ作品の数自体が少ないから言いにくいけど、漫画に関しては
「笑えるギャグ作品を何年も描き続けてる人」って凄く尊敬してる。
長編感動大作一本よりも、よっぽど難しいと思うよ。
泣かせる作品<笑わせる作品<泣かせる作品(質が高い)
ってだけだよ、その程度の理解じゃ本物の泣かせる傑作は作れまい
世の中の大抵の傑作は、笑わせるユーモアも泣かせるシナリオも両方当然のように備えてる
笑いは、その場のやり取りだけで完結してるけど、泣かせるとなると、伏線の張り方から、演出の仕方まで、注意しまくり。
あと、イチャラブなら書いてて恥ずかしくないけど、泣き系は恥ずかしくなる。
ロードス島伝説1~4巻(泣きは凄くある、笑いは辛うじてあったかな? 感動が大きい)
ブギーポップ1巻(悲しいというより、ジーンとくる感じ。笑いはあったかな? 感動が大きい)
スレイヤーズ1~8巻(笑い重視、泣きも程々に会った、一番読みやすかった 感動はちょっと)
安達としまむら(可愛いなって意味での笑いと、悲しさと感動。泣きは無かった)
あんたなんかと付き合えるわけないじゃん!ムリ!ムリ!大好き !(笑い多めで、最後の泣きも凄い。大いに感動)
軽く読めて楽しいのは笑い重視、心にずんと来る作品は泣きと感動重視、ということかなと思う。
作風に合わない感情を呼び起こそうとするのは違和感な気もする。
笑いの質が高い作品が泣かせに入ると、泣ける
そうそう
漫画系ならギャグだし洋画系ならジョークだけど、何にせよユーモアは取り入れてる
本当に、こうすれば良い的なセオリーというのがまるで見えない
笑わせてから泣かせたり、泣かせてから笑わせた方が振れ幅が大きくなるから、完全な悲劇とか完全な喜劇の作風じゃない限り両方盛り込もうとする
成功するしないは技量次第だけどね
プリズンホテルでやったヤクザが経営するホテルでヤクザの団体と警察の慰安旅行がバッティングとかシチュエーションだけで面白い
直木賞取った途端に一気に墜落しちゃったけど……
笑うときの感情ってちょっと曖昧なんだよね
だからセオリーが見えづらい
けど、こうやって泣かせる演出がしたい!というのが、自分の中に浮かんでこない。
松竹新喜劇とか結構参考になるよ
お笑いの劇かと思ってたけど。参考になるのか?
吉元と違って松竹はチャップリンのキッドとかみたいな路線もあるから、最初に笑わせて最後にぐっと泣かせるのも結構あるよ
引用元: http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1510644610/
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